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米国務長官 ロシア訪問へ クリミア併合後初 NHKニュース

アメリ国務省は11日、ケリー長官がNATO北大西洋条約機構の外相会議に出席するためトルコを訪問するのに先立ち、ロシア南部のソチを訪れ、12日にプーチン大統領やラブロフ外相と会談すると発表しました。
会談でケリー長官は、シリアやウクライナ情勢、それにイランの核開発問題などについて意見を交わすとしています。
ケリー長官がロシアを訪問するのはおととしの5月以来2年ぶりで、ロシアがウクライナ南部のクリミアを併合してからは初めてです。
訪問のねらいについて、アメリ国務省は「ロシア指導部との直接対話の窓口を維持し、アメリカの見方をきちんと伝えるためだ」としています。
一方、ロシア外務省も11日、米ロ外相会談の実施を発表しましたが、この中で、両国関係の悪化の責任はアメリカ側にあると批判したうえで、プーチン大統領がケリー長官と会談するかどうかには触れていません。
また、ロシアのペスコフ大統領報道官は11日、地元のメディアに対し、プーチン大統領とケリー長官の会談について「行われる場合には発表する」と述べています。
ロシアとしては、プーチン大統領が会談するかどうかは、アメリカ側の出方をぎりぎりまで見極めてから判断するものとみられます。