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英皇太子の手紙公開 政治的中立にふさわしいか議論 NHKニュース

公開されたのは、2004年から翌年にかけてチャールズ皇太子と当時のブレア首相や閣僚らとの間で交わされた私的な手紙27通で、最高裁判所が情報公開を求める新聞社の記者の訴えを認めたことから、政府が13日に公開しました。
このうち、2004年9月にブレア首相に宛てた手紙でチャールズ皇太子は、「イギリス軍が必要な装備もないまま、イラクなどで困難な仕事をしなければならないことを懸念している」と記しています。また、ほかの閣僚らに宛てた手紙でも環境や農業政策に対し意見を述べています。
イギリスのメディアからは、チャールズ皇太子の手紙は政治介入に当たるおそれがあり、政治的に中立とされる王室にふさわしくないという指摘が出る一方、適切な意見であれば歓迎すべきだという見方も出ています。
これについてイギリス王室は「チャールズ皇太子は深く国のことを考えている。私的な手紙が公開されるなら、今後、あらゆる場でみずからの考えを表すことができなくなる」と反発しています。