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防衛省 爆発衝撃波の傷病研究へ NHKニュース

防衛省によりますと、イラクアフガニスタンでの戦争に参加し、爆弾による攻撃を受けたアメリカ軍兵士の中に、外傷は見あたらないものの衝撃波によって体内を損傷するケースが多数、報告されているということです。
こうしたことを踏まえ、防衛省は、海外で爆弾テロが頻発するなか、自衛隊が海外で活動する際に、爆弾テロなどに巻き込まれるケースも想定されるとして、衝撃波による傷病についての本格的な研究を始めることになりました。
具体的には、来年度中に埼玉県所沢市にある防衛医科大学校に、爆弾によるものと同様の衝撃波を発生させる実験装置を備えた施設を新たに設置します。
そして、再来年からは、施設で実験を開始し、爆発の衝撃波から身を守る防護服やヘルメット、治療法の開発などにもつなげていきたいとしています。
防衛省の担当者は、「アメリカでは兵士が帰国後に記憶障害を来すことも問題化しており、そうした事案と衝撃波との関係がないかなども研究していきたい」と話しています。