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上場企業の経常利益 来年3月期も過去最高へ NHKニュース

証券大手の「SMBC日興証券」が、3月に決算を行う東証1部上場企業のほぼ全部に当たる1396社の業績をまとめたところ、全体の経常利益は合わせて43兆3570億円になりました。
これは、リーマンショック前の水準を上回って過去最高だった前の年度の実績を6.3%上回り、2年連続で過去最高となりました。
業種別では、円安の効果で海外での収益が拡大した「電機」が21%、「機械」が20%と、輸出関連の企業が好調でした。また、原油価格の下落で燃料コストや原材料費が減少した「化学」が20%、「空運」も19%の増益でした。一方、消費増税後の駆け込み需要の反動などで「小売」は13%の減益、エネルギー関連事業で損失が膨らんだ商社などの「卸売」は15%の減益でした。また、来年3月期の見通しは、「電機」が17%の増益を見込むなど輸出関連の企業が引き続き堅調に推移するほか、「小売」(17%)や「卸売」(14%)も業績の回復が見込めるとして、それぞれ2桁の増益を見込んでいます。
この結果、全体の経常利益は5.6%増えて、過去最高をさらに更新する見通しとなっています。