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女子が憤る「彼氏ヅラ男子」の圧倒的な“お前じゃない”感|あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル|ダイヤモンド・オンライン

 連載第2回で取り上げるのは、「彼氏面(づら)男子」についてである。「彼氏面男子」とは、交際してもいない女性に対して、あたかも自分が彼氏であるかのような妙な振る舞いをする男性のことだ。この「彼氏面男子」のウザさに悩まされている女性は、とても多い。

 最初に指摘しておきたいのが、「彼氏面男子がなぜ面倒くさいのか」ということである。当然、好きでもない男性から彼氏面されると、女性としては不快であることこの上ない。


 しかし、それだけではないのだ。「彼氏面男子」は、特定の女性に対してだけではなく、周りの人間に対しても彼氏面する。「あいつは俺の女だから手を出すな」と、言葉や態度で示すのである。彼氏面されてしまった女性は、「彼氏面男子」に「彼女」として認定されるだけではなく、周囲の人間関係(主に男性間)の「縄張り争い」にも利用される。


 そうなってくると、ただの「勘違い男」として放置しておくわけにはいかない。特に意中の男性がいる女性は、すぐに対処しなければならない。「彼氏面男子」は「マーキング男子」でもあるからだ。マーキングされたままにしておくと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことになる。

「出会ったばかりの男友達から、『○○は、その髪型は似合っていないよ』とか、『俺の好みの服装は、もっと女の子っぽいやつだから』とか言われた。なんで私が、あなたの好みに合わせなければいけないの?」(20代/女性)


「まだ若い頃の話。私が薄着していると、付き合ってもいない男性から『みっともない!』と怒鳴られました。女友達の服をはおったら、『怒鳴ってごめんな。お前が軽い女に見られるのが許せなかったんだ』と甘えた声で話しかけてきて……。他にも会ったこともない私の両親の誕生日にプレゼントを勝手に送って、『お前が気が利かないから、送っておいたよ。ちゃんと両親を大切にしろよ』と説教されたり。私がいない飲み会で、『あいつは俺がいないとダメな女なんだ』と語り出したこともあったそうです」(40代/女性)

 2つのエピソードに共通するのが、「クソバイス」(クソみたいなアドバイス)というキーワードである。

 なかなか、ナイスな彼氏面っぷりである。3つのエピソードに共通するのは、圧倒的な「お前じゃない感」だ。


 男性の草食化が嘆かれて久しい。男性のほうから恋愛をリードしてもらいたいと思う女性も多いが、草食系男子たちはなかなか積極的にアプローチしてくれない。そうした状況のなか、ガツガツと来てもらえる肉食系男子の存在は女性にはありがたい側面もある。


 前述の3つのエピソードに登場した男性たちは、おそらく肉食系男子なのであろう。ただし、積極的になってほしいのは「お前じゃない」のである。彼らの勇気は評価するが、人はそれを勇気と呼ばない。ただの蛮勇である。何度も言うが、女性からしてみれば圧倒的に「お前じゃない」のだ。

 恋愛において肝要なのは、つまるところ「距離感」だ。ただし、自分から見える相手との距離を測ればいいというわけではない。距離感とは、あくまで相手と自分との距離であり、自分から見ると距離が近いように見えても、相手からすると視界に収まらないくらい、あなたが遥か遠くに見えているかもしれない。そのことを忘れないでいただきたい。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150526#1432637447
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150518#1431945814