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首相 ロシアに停戦合意履行促しG8開催努力を NHKニュース

このなかで安倍総理大臣は、今回のG7サミット=先進7か国首脳会議について、「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有するリーダーが集まって胸襟を開いて率直な意見交換をしていく。そのなかで、現状のさまざまな課題に同じ認識を持ちながら、どのように課題に取り組んでいくかということを話し合う場となった」と述べました。
そして安倍総理大臣は「例えばアジアの情勢について、『安倍さん、中国とどう向き合うべきか』と聞かれ、中国の建設的な発展は共通の利益であり、この共通の利益を拡大していくためには、どのような対応をすべきかを話した。よく説明できたと思う」と述べました。
また安倍総理大臣は、中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行について、「日本はアジアの国として、アジアの国々にとって、よい機関にしていかなければならないと思っている。参加国と参加していない国にG7は分かれたが、サミットでは『結束して、それぞれの立場からAIIBがそういう機関となるように働きかけていこう』と呼びかけ、完全に一致することはできたと思う」と述べました。
さらに安倍総理大臣はロシアへの対応について、「現在のウクライナの情勢を鑑みれば、ロシアを含むG8で建設的な議論ができる状況にはないが、同時にシリアの問題、イランの核開発の問題、北朝鮮の問題には、ロシアの建設的な関与が必要だ。この認識は多くのG7の首脳が共有してくれていると思う」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「最初から来年のサミットを『ロシアを入れず、G8にはしない』、『プーチン大統領は入れない』という態度ではなく、プーチン大統領が建設的な関与をするようにわれわれがしっかりと促していく。例えばウクライナの停戦合意も、ロシアが国際社会に対して分かりやすく責任を果たしていくという状況を作っていく。プーチン大統領がそういう方向に向かうよう、努力していきたい」と述べ、ウクライナでの停戦合意の完全な履行などをロシアに促し、来年、三重県で開かれる「伊勢志摩サミット」にロシアが参加できるような状況を作る努力を続けたいという考えを示しました。
一方、安倍総理大臣は来年の「伊勢志摩サミット」について、「今回もエルマウというすばらしい景観、静かな雰囲気、すがすがしい空気のなかで、本当に深い議論ができた。『伊勢志摩サミット』でも、リーダーの皆さんに、美しい自然や日本の伝統、豊かな文化をしっかりと味わっていただきながら、深い議論をしたい」と述べました。
さらに安倍総理大臣は「伊勢志摩サミット」での議題について、「ドイツのメルケル首相からは『今回議論した女性の活躍推進、アフリカ、気候変動などを引き継いでほしい』と言われた。また、イギリスのキャメロン首相からは『おととし議題となった腐敗の問題、租税回避の問題も取り上げてもらいたい』ということだった。こうした世界的に取り組むべき課題は日本のサミットでも議論したい。同時にアジアで行うサミットなので、アジアから世界を見るという課題も取り上げていきたい」と述べました。
また、安倍総理大臣は中国との関係について、「習近平国家主席とは、昨年11月とことし4月に首脳会談を行った。人間というのは対話を重ねていくというのが大切だ。一度目の首脳会談は誰が見ても『雰囲気が堅いな』という空気があったと思うが、2回目となると、相当打ち解けた雰囲気になっていたと思う」と述べました。
そして安倍総理大臣は、「習主席とは、戦略的互恵関係の考えのうえに、両国の関係を改善させていくことで一致した。そして事実、日中関係はそういう方向で、物事が動き始め進展している。こうした流れを確かなものにしていきたい」と述べました。
さらに安倍総理大臣は韓国との関係について、「隣国であり、さまざまな問題、課題はあるが、首脳どうしが対話を行い、首脳会談を行い、理解を深めていく必要がある。習主席との間でも、2回会談を行って前進しており、パク・クネ(朴槿恵)大統領との間でもそういう関係を作っていきたい」と述べました。