米軍、イラクに450人追加派兵 対「イスラム国」作戦で支援強化 | Reuters
オバマ米大統領は10日、イラクに米兵450人を新たに派兵するよう命じた。過激派組織「イスラム国」が先月制圧した中西部アンバル州の州都の要衝ラマディ奪還に向け、イラク治安部隊の支援を行う。
イラクには現在3100人規模の米部隊がイラク部隊の訓練をしているが、今回はアンバル州の戦闘地域近くに訓練センターを設置する。
ただ、大統領は米兵の戦闘参加は引き続き拒否しており、追加派兵の発表を受けても、米軍の役割がイラクの戦況を転換させるには不十分だとの批判は根強い。
新たな訓練センターは、ラマディから約25キロ離れた軍事基地に置く。ラマディは首都バグダッドから約100キロに位置する。