「歴史認めれば関係改善に」ボーゲル氏が自民議員に(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
ハーバード大学名誉教授、エズラ・ボーゲル氏:「本当に我々は間違ったということを認めると、多くの国の人間は皆(日本を)尊敬する。南京事件で何人が殺されたかは色々見方もあるが、我々兵隊たちが悪いことをしたことは決まっていると、それは認めます(といえばいいと思う)」
日本の高度成長期を分析した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などで知られるボーゲル教授は、自民党の若手議員の会合に招かれました。講演でボーゲル教授は、中国の天安門事件やアメリカの奴隷制度などを引き合いに「どの国でも暗い過去を認め、謝罪することは難しい」と指摘しました。そのうえで、戦後70年にあたり、日本が戦時中の侵略行為や強制労働の歴史を認めることが中国や韓国との関係改善に寄与するという見方を示しました。ただ、ボーゲル教授は「日本が戦後、中国や韓国に謝罪し、貢献してきたことが十分に伝わっていない」とも指摘しました。