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大手商社 シェール関連事業 見直しの動き NHKニュース

アメリカでは、地下深くの岩盤を砕いて原油シェールオイル天然ガスシェールガスを取り出す技術の開発が進み、日本の大手商社も新たなエネルギーとして相次いで参入しました。
このうち、住友商事は3年前、およそ320億円を投じてアメリカ・テキサス州シェールオイルの開発権を取得し、開発してきましたが、原油価格の下落に加え、生産量も想定を下回って、収益を上げる見通しが立たなくなりました。このため、開発権の大半について売却先を探していて、この事業からの全面的な撤退も検討しています。
また、伊藤忠商事は、4年前におよそ780億円を投じてアメリカの資源会社の株式を取得してシェールガスの開発を手がけてきました。しかし、採算の悪化に伴い、今月、保有する株式をこの資源会社側に1ドルで売却し、撤退しました。
このように、原油などの資源価格の下落は、大手商社が期待を持って進めてきたシェール関連の事業に痛手となっています。