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6月末マネタリーベースは325兆円、11カ月連続で過去最高更新 | Reuters

日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の6月末の残高は325兆0477億円となり、11カ月連続で過去最高を更新した。


日銀は昨年10月末の追加緩和以降、マネタリーベースを年間約80兆円増やすよう国債などの資産を買い入れている。昨年末以来6カ月間の実際の増加額は50兆円で、増加ペースはやや上振れて見える。これは6月が年金の支払いと国債の償還で季節的に資金余剰の月であるためだ。


6月中のマネタリーベースの平均残高は、前年比34.2%増の313兆0770億円。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比53.0%増の218兆7786億円。紙幣は同4.7%増の89兆6714億円、貨幣は同0.7%増の4兆6270億円だった。紙幣は2003年10月以来(訂正)の高い伸びとなった。

日銀の資金供給量 11か月連続過去最高 NHKニュース

マネタリーベースは、世の中に出回っている紙幣や硬貨と、民間の金融機関が日銀に預けている資金「当座預金」の残高を合わせたもので、日銀が市場に供給しているお金の量を示しています。
日銀の発表によりますと、先月末時点のマネタリーベースは325兆477億円となり、前の月に比べて17兆6000億円余り、率にして5.7%増加しました。これは日銀が市場から国債などを買い入れて大量の資金を供給する大規模な金融緩和を進めているためで、マネタリーベースは11か月連続で過去最高を更新しました。
1日発表された日銀の短観では、業績が好調な大企業の製造業を中心に、設備投資を昨年度の実績より増やす計画を立てています。日銀の大量の資金供給が銀行の貸し出しなどを通じて企業の設備投資の増加につながっていくかどうかに注目が集まっています。