コンビニ大手4社のことし3月から5月までの3か月間の決算が7日、出そろいました。それによりますと、本業のもうけを示す営業利益は、「セブンーイレブン・ジャパン」が前の年の同じ時期より5%増えて580億円、「ローソン」が13%増えて191億円、「ファミリーマート」が23%増えて111億円となり、いずれも過去最高となりました。
これは、店頭でいれるコーヒーや、働く女性や主婦を意識した総菜、それに、健康によいことを打ち出した値段が高めの弁当などの販売が伸びたためと各社はみています。
一方、「サークルKサンクス」の営業利益は21億円と前の年の同じ時期より13%減少しました。これについて会社では、食品の分野で女性向けの商品展開が遅れたためとみていて、コンビニ大手の決算は品ぞろえの取り組みによって明暗が分かれた形となりました。