「環境保護は義務」、南米歴訪のローマ法王が対応呼び掛け | Reuters
南米を歴訪中のローマ法王フランシスコは7日、エクアドルの首都キトで演説し、地球環境の保護はもはや選択ではなく義務だと訴えた。また、天然資源の獲得について、経済的利益よりも平等を優先する「社会正義」が必要だと主張した。
法王は6月、環境問題に特化したカトリック教会の指針を発表し、国際社会に迅速な対応を呼び掛けた。この日の演説では、エクアドルのアマゾン地域が地球の生態系に極めて重要だと語り、保護を呼び掛けた。
また、先に発表した環境指針が12月にパリで開催される国連の気候変動枠組み条約締約国会議に影響を与えることを期待するとし、現在各国政府に働きかけを行っているとも明らかにした。
#循環思想