米国へのサイバー攻撃、クリントン氏「中国だけに限らず」 | Reuters
2016年の米大統領選民主党有力候補であるヒラリー・クリントン前国務長官は7日、中国だけでなくイランなどの国によるサイバー攻撃は米国の安全保障や企業に大きな脅威をもたらしていると述べ、情報保護に向けた連邦政府の対応は十分でないと指摘した。
選挙運動で訪れた重要州のアイオワ州で語った。
クリントン氏は「中国だけではない。ロシア、北朝鮮、イランなど他の政府が直接的あるいは間接的にハッキング行為を支援していることは分かっている」と発言。「テロ組織がそれを利用することをわれわれは懸念している」と述べた。
さらに「米政府と民間セクターはこれが深刻な脅威であることを認識する必要がある」と訴えた。