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イラン核問題 期限こだわらず協議の姿勢 NHKニュース

欧米など関係6か国とイランが協議を続けているオーストリアのウィーンには、交渉期限が翌日に迫った9日、ロシアと中国を除いた関係国の外相が集まり、アメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が会談したあと、ケリー長官がイギリスやフランスなど欧米側の外相と会談を重ねました。
このあと、ケリー長官は報道陣に対し、複数の問題が依然として解決されていないことを明らかにしたうえで、「日付が変わったからといって、交渉の場を離れるべきでない」と述べ、交渉期限にこだわらずに短期間の延長に限って協議を続ける可能性を示唆しました。
ザリーフ外相も9日夜、報道陣の問いかけに対し、「必要なだけ残る」と述べ、核兵器の開発疑惑がある軍事施設への査察やイランへの武器輸出の解禁の是非などについて、合意できるまでこのまま協議を続ける姿勢を強調しました。
ただ、ケリー長官は「交渉の場に永遠にいるつもりはない」とも述べていて、関係国は9日夜も外相会談などを続け、最終合意に向けた妥協点を探っているものとみられます。