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GPIF、14年度の運用益15兆円 「脱国債」で最大に | Reuters

公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は10日、2014年度の運用益が15兆2922億円だったと発表した。安倍政権の意向で脱国債の運用指針を掲げ、利回りは12.27%に達した。3年連続で10兆円超の利益を稼ぎ、14年度末の運用資産額は137兆4769億円と、自主運用を始めた01年度以降で最大となった。


運用益の内訳をみると、国内株式が6兆9105億円(利回り30.48%)、外国株式が4兆7863億円(同22.27%)となり、国内外の株式で稼ぐ構図がより鮮明となったのが特徴だ。


公表資料から試算すると、1─3月期には国内株式を約1.3兆円、外国株式を約2.4兆円買い増した。


安倍政権は、超低金利国債での運用はかえってリスクが高いと判断し、昨年10月末、株への投資を倍増させる運用改革に踏み切った。株式市況の好転を追い風に、運用益を伸ばした。国内債券の利益は1兆5957億円(利回り2.76%)、外国債券は1兆8884億円(同12.70%)だった。


リスク資産を増やした結果、3月末の保有資産構成は国内債券39.39%、国内株式22.00%、外国債券12.63%、外国株式20.89%となった。分散投資の一環として海外インフラ事業への投資も始めたが、およそ60億円の投資に対し、評価額は55億円に下がった。欧州の案件とみられ、円が対ユーロで上昇したことから、為替差損が生じた。

公的年金運用 15兆円余黒字で過去最高 NHKニュース

公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人は去年10月、国債など国内債券の運用比率を引き下げる一方、国内株式と外国株式の比率を引き上げるなどとした運用方針の見直しを行い10日、昨年度・平成26年度の運用実績を発表しました。それによりますと、運用実績は15兆2922億円、率にすると12.27%の黒字となり、独立行政法人として自主運用を開始した平成13年度以降、最高の収益額となりました。
収益額の内訳は国内債券が1兆5957億円、国内株式が6兆9105億円、外国債券が1兆8884億円、外国株式が4兆7863億円の黒字ととなっていて、運用する積立金の総額は137兆4769億円となりました。
これについて、GPIFは「去年10月に日銀が追加の金融緩和を決めたことや、円安の進行などで、株価は堅調に推移した。そのタイミングで、株式での運用を増やしたことが、過去最高の黒字幅につながったのではないか」としています。