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米6月住宅着工件数は9.8%増、許可件数8年ぶり高水準 | Reuters

米商務省が発表した6月の住宅着工・許可統計では、着工件数が大きく回復する一方、許可件数もおよそ8年ぶりの高水準となった。住宅市場の回復が勢いを増していることを示した。


住宅着工件数は年率換算で前月比9.8%増の117万4000件で、市場予想の111万件を上回った。


前月分も104万件から107万件に上方修正された。


労働市場の引き締まりを背景に世帯形成が拡大しており、親元を離れた若者らが集合住宅などへと向かい住宅需要を押し上げている。


許可件数は7.4%増の134万3000件と、2007年7月以来およそ8年ぶりの高水準となった。予想の115万件を大きく上回った。許可件数は昨年7月以降、100万件の水準を上回って推移している。


着工件数の内訳は主力の一戸建てが0.9%減の68万5000件。北東部の落ち込みが全体を押し下げた。一方、住宅建設が最も活発な南部は2008年3月以来の高水準となった。


数字が振れやすい集合住宅の着工件数は29.4%急増の48万9000件。5戸以上の集合住宅は1987年11月以来の高水準だった。


許可件数の内訳は、一戸建てが0.9%増。集合住宅は15.3%増で、5戸以上の集合住宅は1990年1月以来の水準に増加した。