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イラン最高指導者 反米路線の堅持示す NHKニュース

国政の実権を握る最高指導者のハメネイ師は18日、首都テヘランで開かれた、イスラム教の断食月が明けたことを祝う式典で演説しました。
ハメネイ師が公の場で演説するのは、最終合意に達して以降初めてで、合意内容をどう評価するのか注目されていましたが「合意の承認には国内の法的な手続きが必要だ」と述べるにとどまり、直接の評価を避けました。
ハメネイ師が評価を避けた背景には、今回の合意内容が議会の多数を占め、欧米との妥協を拒んできた保守強硬派の支持を十分に得られていないとの判断もあるとみられ、来週にも行われる見通しの政府から議会への合意内容の説明の結果が注目されます。
また、ハメネイ師はアメリカとの関係について、「立場が180度違う。ごう慢なアメリカ政府への対応は全く変わらない」などと述べ、合意後も反米姿勢を堅持する考えを示すとともに、シリアのアサド政権などイランと関係の深い周辺国の政府や勢力への支援を独自に続けていく姿勢を強調しました。