https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

Kuni Sakamoto

あまりに文章が見事で、読んでいてしばしば鳥肌がたってしまう。これがレトリックの伝統を引き受けたスカラーシップなのか。今年のマスト・アイテム。 サザーン『カンタベリーのアンセルムス 風景の中の肖像』矢内義顕訳、知泉書館、2015年。 http://amzn.to/1TSVDSg

アンセルムス - Wikipedia

初めて理性的、学術的に神を把握しようと努めた人物であり、それゆえ一般的に、彼を始めとして興隆する中世の学術形態「スコラ学の父」と呼ばれる。神の本体論的(存在論的)存在証明でも有名。

神の存在証明 - Wikipedia

神の存在証明は、古代から中世にかけての哲学的思索の中で、代表的には3つのものが知られ、これに、3つの神の存在証明を全て論駁し否定したイマニュエル・カントが、彼自身の哲学の帰結として要請した「神の存在」の根拠が加わって、4種類が存在する。

4種類の存在証明は、カントがなした分類に従って、通常、次のように言う。


目的論的証明(自然神学的証明):世界が規則的かつ精巧なのは、神が世界を作ったからだ。
本体論的証明(存在論的証明):「存在する」という属性を最大限に持ったものが神だ。
宇宙論的証明:因果律に従って原因の原因の原因の…と遡って行くと根本原因があるはず。この根本原因こそが神だ。
道徳論的証明:道徳に従うと幸福になるのは神がいるからだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150712#1436697478


#哲学部