22日午後1時すぎ、東京・新宿区の防衛省の敷地内にあるグラウンドの上空を飛行していたドローンが風で北に流され、コントロールを失って行方不明になりました。
防衛省によりますと、ドローンは重さが1キロ余り、縦横の長さがそれぞれおよそ30センチで23日、関係省庁にドローンを探知する装置を公開するため、その対象となるドローンを防衛省の職員の立ち会いの下、民間の業者が操縦していたということです。
防衛省が捜していたところ、およそ5時間たった午後6時すぎ、東京・新宿区のマンションの植え込みにドローンがあるのを一般の人が見つけ、行方不明になっていたドローンと確認されました。防衛省によりますと、けが人や被害の情報は入っていないということです。
防衛省は、「本来、ドローン対策を講じる立場にある防衛省が、こうした事態を引き起こし、多くの皆様にご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。二度とこのようなことがないようにします」とコメントしています。