中国の株価下支え策、官民合わせて5兆元規模 効果に疑問符 | Reuters
中国が株式市場下支えのために打ち出した対策の規模が、官民合わせて5兆元(8052億ドル)相当に上ったことがロイターの分析で分かった。ただ、効果は今のところ限定的となっている。
中国の2014年国内総生産(GDP)のほぼ1割にあたる規模で、世界的な金融危機を受けて中国が当時打ち出した景気刺激策の規模(4兆元)よりも大きい。
しかし、効果を現時点で計算してみると、上海総合指数 を約1ポイント押し上げるのに10億ドル相当かかったことになる。