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世に倦む日日

今の時点で、国立大学でマルクスウェーバーを講義できる先生、どれだけいるんだろう。丸山真男大塚久雄の一般論、講座派と労農派の一般論を整理できて、戦前から戦後の社会科学と政治をしっかり学生に教えられ、今日的意義を正しく語ることのできる知識人。本当にいるかな。いないと思う。

世に倦む日日

文科省の国立大のリストラの件は言語道断なんだろうが、そもそも、人を育てられる先生が、今どれだけいるんだろう、とは思う。政治も経済も劣化したが、アカデミーの劣化は輪をかけて甚だしい。魂の抜け殻になった既得権益の業界になってないかどうか。サラリーマンは学者じゃない。

世に倦む日日

日本の学者の水準が最も高かったのは江戸時代だと思う。江戸時代の学者と学問のあり方が理想だ。江戸時代には大学はなく、学者の歩く半径20メートルがアカデミー。江戸時代の学者の水準の高さを、明治と戦前の日本はしっかり引き継ぎ、戦後も60年代までは保っていた。大学紛争で破壊。

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