アンケートは県が毎年行っている県政世論調査の質問項目に入れ、今年6月に20歳以上の男女3千人に調査票を郵送した。1561人が回答した。
県の認知度に関しては65・2%が「あまり認知されていない」と答えたが、県名変更については「変える必要はない」が82・8%を占めた。主な理由は「愛着がある」「好き」との内容が73件、「変更にコストがかかる」との趣旨が60件あった。「変えたほうがよい」は6・5%で、例として「近江県」「琵琶湖県」などが挙がったという。
三日月知事は記者会見で、「多くの県民が県名に愛着を持っていると再認識した。今後は『おうみ』という名称と滋賀県を結びつける政策を推進したい」と述べ、滋賀県の名称は変えずに認知度の向上に取り組みたいとする考えを示しました。