国家安全保障を担当する礒崎総理大臣補佐官が、安全保障関連法案に関して、「法的安定性は関係ない」などと発言したことを受けて、野党側は、法案を審議している参議院の特別委員会に、礒崎氏を参考人として招致するよう求めているのに対し、与党側は理事会で説明させたいとして、調整が続いていました。
こうしたなか特別委員会は、30日夕方、理事懇談会を開いて対応を協議し、鴻池委員長が来月3日に礒崎氏を参考人として招致し質疑を行うことを提案して、これを与野党が受け入れました。委員会で礒崎氏が説明したあとに、民主党が質疑を行うということです。
また、理事懇談会では、来月4日に、安倍総理大臣の出席も求めて、集中審議を行うことでも合意しました。