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原爆開発に関わった技術者 核兵器廃絶訴え NHKニュース

アメリカで、第2次世界大戦中、原爆を開発するためのいわゆる「マンハッタン計画」に関わった、ノーマン・ブラウンさん(91)が、NHKのインタビューに応じました。
技術者だったブラウンさんは、西部ニューメキシコ州のロスアラモス研究所で、長崎に投下された原爆に使われたプルトニウムの精製作業などを行っていたということです。
ブラウンさんは当時の心境について、「原爆投下のあと、日本が降伏したとき、アメリカ兵たちは日本に戦いに行く必要がなくなったと喜び、私にお礼を言った。日米双方の多くの命を救ったと感じた」と振り返りました。
その一方で「戦後、妻と一緒に広島と長崎を訪れるまで、原爆の被害の実態を知らなかった。原爆の破壊力はすさまじく、ただ恐ろしい。日本への投下は回避されるべきだったと思う」と話しました。
そして「原爆は完全に無用なものであり、すべて廃棄されることを私は望んでいる。子どもや孫の世代には、すべての核兵器が廃絶されることを期待している」と話し、核兵器の廃絶を訴えました。