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松本人志が安保法案に反対する若者に苦言 ニュースに誘導されている - ライブドアニュース

この話題について、スタジオで松本とゲストの石原良純中居正広らが討論した。


石原は、高校生たちが安保法案を「戦争法案」と呼んでいることを指して、「その時点で理解ができてない」と指摘した。石原は「安保法案と戦争法案を一緒にしてはいけないわけですしね」といい、「何を大人たちが話しているのかを伝えないと」「理解してるのかなっていうのが怖い」などと、メディアが正しい情報を広める必要性を説いた。


対する中居は「若い子が声を上げるのはいいことだと思います」とし、「ふわっとしているところがあるかも知れないけど、『何か動かなければこれ(法案)は通ってしまうぞ』という意識を持っていることは、僕はすごくいいことだなと思います」と、若い世代の自主的な行動に一定の理解を示した。


松本は、高校生デモについて「ちょっとニュースに誘導されている感じはある」と切り込み、安保法案に反対する動きを「意見じゃないじゃないですか。単純に人が言ったことに反対しているだけ」「対案が全然みえてこない」と訴えた。


その上で松本は、変動する世界情勢を挙げて「もしこのままでいいと思っているのであれば、完全に平和ボケですよね」とコメントし、誰ひとりとして「何を変えるべきか」を語ってくれないと不満を漏らした。


また松本は、一部をのぞくと民主党などの野党が対案を出さず、法案潰しだけを狙っていることについては「いやあ、それはちょっとズルいと思うなぁ」とも口にしていた。

中居正広が松本人志の「安保法制反対は平和ボケ」に敢然と反論!「日本人が70年間戦争で死んでない意味を考えるべき」|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

 反対するなら対案を出せ。この松本の主張は、安倍首相が行う批判者に対する攻撃とまったく同じものだ。しかし、どうして反対者が対案を出す必要があるというのか。安保法制は安倍首相が勝手にアメリカで約束してきただけのもので、もっともらしく語る“周辺の危機”だって、現在の個別的自衛権の範囲内の話でしかない。対案は批判された者が出すべきであって、松本は完全に安倍首相と同じ土俵に乗っているに過ぎないのだ。


 本サイトでも以前から指摘しているように、芸能人のプライバシーの問題でも、少子化の問題でも、こうした“強者の論理”を振りかざすのは、いつもの松本の特徴だ。そのため、きょうの放送でも、「もしこのままで良いと思っているのであれば、完全に平和ボケですよね」「(対案を出さないのは)それはズルいと思うな〜」としたり顔でまとめようとし、MCの東野幸治もその流れで進行していたが、やはりここでも毅然と割って入ったのは、中居だった。


「でもね、やっぱり松本さん、この70年間やっぱり、日本人って戦地で死んでいないんですよ。これやっぱり、すごいことだと思うんですよ」


 松本の意見に右に倣えという空気が充満しているスタジオで、しっかり自分の意見を口にする。中居はこれまでも同番組で、松本と東野が日韓関係の悪化を「しょうがない」と言うなかで、たったひとり「謝るところは謝ればいいんじゃないですか?」「謝ったら負けとかそういうレベルなんすか?」と引き下がらなかった。このときも松本や東野は冷ややかな態度で、きょうも、中居が憲法9条によって70年ものあいだ守られてきた命があることに言明したあとも、松本は“9条があるから他国にナメられる”と返した。


 安倍首相が言うことを額面通りに受けとるだけで、起こってもいない危機に怯え、対案を出せと言うことしかできない松本と、これまでの歴史を踏まえて、平和な外交を求める中居。──とくにきょうは、ちょうどこの番組の裏では長崎で平和式典が行われていた。過去の悲惨な歴史を振り返るべき日に、アメリカの尻馬に乗って軍拡を叫ぶ者と、平和の意味を語る者の、どちらがまともな感覚をもっているかは一目瞭然のはずだ。


 奇しくも昨日、東海テレビで放送された番組で、笑福亭鶴瓶樹木希林も中居と同じ意見を口にしている。まだテレビの世界にも正常の考えをもっている人がいることに安心も覚えるが、この際、はっきり言っておこう。「ニュースに誘導されている」のは、デモを行う若者たちではない。松本人志、あなたのほうだ。


#お笑い #ジャニーズ #一網打尽