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ポールソン氏、2年ぶりに金ETP持ち分削減−強気派に打撃 - Bloomberg

資産家でヘッジファンドマネジャーのジョン・ポールソン氏はかつて最も良く知られた金 強気派の1人だったが、4−6月(第2四半期)に2年ぶりに金の持ち分を減らした。


ヘッジファンド運営会社ポールソンは世界最大の金連動型上場取引型金融商品(ETP)「SPDRゴールドトラスト」の持ち分を4−6月期にほぼ10%減らした。米政府への届け出で14日明らかになった。今年1−3月(第1四半期)まで、7四半期連続で持ち分を変えていなかった。


金相場が5年ぶり安値付近に低迷する中で、ポールソンの持ち分減少は金強気派への新たな打撃となる。投機家は7月に米政府の記録が残っている2006年以降で初めて金の持ち高が売り越しとなった後、弱気姿勢を維持している。米利上げが見込まれる中、大半の投資家は貴金属を避け、利子が付く資産へと向かっている。


バードモント・キャピタル(パナマ市)の運用担当者、スコット・ガードナー氏は電話インタビューで、「投資家はごく近い将来の利上げを見込んでおり、金は今後も選好されないだろう」と述べ、「投資資金の安全な避難先としての金の優位性が失われたことも明らかになっている」と説明した。


届け出によると、SPDRゴールドトラストの持ち分比率1位のポールソンは6月30日時点で923万口を保有。前四半期は1023万口だった。

Paulson Cuts Gold ETP Holdings for First Time in Two Years - Bloomberg Business


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