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戦後70年:「間違った戦争」47%…本社世論調査 - 毎日新聞

 戦後60年の2005年8月に実施した調査では、「間違った戦争」43%▽「やむを得ない戦争」29%▽「わからない」26%−−だった。先の大戦の認識に関しては、この10年間で大きな変化はないといえる。


 今回、「間違った戦争」と答えた人に理由を尋ねたところ、「侵略戦争だったから」56%▽「日本が敗れたから」3%▽「その両方」34%−−となった。安倍内閣の支持層では「間違った戦争」(34%)と「やむを得ない戦争」(35%)が拮抗(きっこう)し、「わからない」は26%だった。不支持層では「間違った戦争」が61%に上り、「やむを得ない戦争」「わからない」はともに18%にとどまった。


 自民支持層では「間違った戦争」(36%)と「やむを得ない戦争」(35%)がほぼ並んだ。民主支持層では「間違った戦争」が6割を超えた。年代別では、50代以上で「間違った戦争」が5割台だったのに対し、20〜40代では「間違った戦争」の割合が全体(47%)より低く、逆に「やむを得ない戦争」が全体(24%)よりやや高くなった。


 近隣諸国への謝罪に関しては、内閣支持層では「十分だ」が59%で、「不十分だ」の20%を大きく上回った。不支持層では「十分だ」「不十分だ」がともに39%だった。単純に比較はできないが、06年6月の調査で「第二次世界大戦をめぐる日本政府の謝罪、反省は十分だったと思うか」と質問した際には、「不十分だった」(42%)が「十分だった」(36%)より多く、「謝罪、反省の必要はない」が11%だった。今回の調査は今月8、9両日に実施した。