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トヨタ 10月以降納入の部品価格引き下げ要請へ　NHKニュース

トヨタ自動車は、半年ごとに取引先の部品メーカー各社との間で、部品の納入価格に関する交渉を行っています。交渉では、生産コストの削減分を反映する形で、納入価格を引き下げるよう、部品メーカーに要請するのが通例となっていましたが、去年秋以降は、景気回復を下支えしたいとして、要請を見送っていました。
しかし、関係者によりますと、トヨタは、ことし１０月以降に納入される部品については価格の引き下げを再び要請する方針で、部品ごとにどの程度の引き下げを求めるのか、具体的な検討を進めていることが分かりました。
これは、ドイツのフォルクスワーゲンなどとの国際競争が一段と激しさを増していることなどが背景にあるものとみられ、トヨタは近く各メーカーと交渉を行うことにしています。
トヨタは、ことし４月から６月までのグループ全体の営業利益が、円安の効果などで過去最高を更新しましたが、世界全体の販売台数は去年の同じ時期を下回っていました。