２１日のニューヨーク株式市場は、中国で発表された製造業に関する指標が市場の予想を下回ったことから、中国経済の先行きに対する懸念が強まりました。このため、アジアやヨーロッパの株式市場が値下がりしたのに続いて、幅広い銘柄に売り注文が集まり、全面安の展開となりました。
結局、ダウ平均株価は、前日より５３０ドル９４セント安い１万６４５９ドル７５セントで取り引きを終え、この３日間で１０００ドル以上値下がりしました。
市場関係者は「中国経済に対する警戒感は高まっており、投資家がリスクを避けようと手持ちの株式を売る動きを強めた」と話していました。
