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日鉄住金鋼管の火災 隣接工場にも延焼 ほぼ収まる NHKニュース

24日午前11時半すぎ、川崎市川崎区浮島町日鉄住金鋼管の川崎製造所の解体作業中の倉庫から火が出ました。激しい炎と黒い煙が上がり、隣にある大手日用品メーカー「花王」の川崎工場の一部にも燃え広がりましたが、消防車13台が出て消火活動を進めた結果、午後1時半すぎに火はほぼ収まったということです。警察や消防によりますと、今のところ、逃げ遅れやけが人などの情報は入っていないということです。
警察によりますと、日鉄住金鋼管の川崎製造所の倉庫では数週間前から解体作業が行われ、24日は午前中から倉庫内の冷却装置をガスバーナーで切断しようとしたところ、装置の中に入っていた油や床にしみ出ていた油に引火したということです。さらに、ガスバーナーに使う酸素ボンベにも引火して大きく炎上したとみられるということです。
日鉄住金鋼管のホームページによりますと、川崎製造所は敷地面積が2万800平方メートル、建屋面積が1万2000平方メートルあるということです。火災があった工場は羽田空港に隣接する川崎市の工場地帯にあり、空港の国際線ターミナルからは多摩川を挟んでおよそ1キロの距離にあります。

日鉄住金鋼管によりますと、火災があった川崎製造所では、ことし6月上旬に稼働を停止し、現在はすでに製造された鋼管の出荷を続けながら製造設備を撤去する作業などが行われています。
現場の製造所からの報告では、火災は冷却装置の解体作業中に出た火花が鋼管を製造・保管する建物に燃え移り、その後広がったとみられ、現在、詳しい状況を確認しているということです。