関係者によりますと、コンビニ業界２位の「ローソン」と、横浜市に本社があり首都圏で５６０店舗を展開する中堅の「スリーエフ」は、提携に向けた具体的な協議に入ることになりました。
具体的には、「ローソン」が「スリーエフ」の株式のおよそ５％を数億円で取得するとともに、商品の仕入れや共同開発を行うことなどを検討し、年内にも正式な合意を目指す方針です。
「スリーエフ」は、ことし２月期の決算で本業のもうけを示す営業利益が赤字に陥るなど業績が低迷していて、「ローソン」との提携で品ぞろえを強化するほか、両社でコストの削減などを進めることで収益力を高めるねらいがあるものとみられます。
コンビニ業界では、大手各社がネット通販の事業者などと連携したり、店舗網を広げたりして利便性を高めている一方、こうした動きに後れをとっている中堅以下の各社の経営環境は厳しさを増しています。
こうしたなか、業界３位の「ファミリーマート」が、業界４位の「サークルＫサンクス」を傘下に持つ「ユニーグループ・ホールディングス」との経営統合や、名古屋市に本社がある中堅の「ココストア」を買収する協議を進めるなど、再編に向けた動きが加速しています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150830#1440931169
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150829#1440844535
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