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「安倍総裁が無投票再選、安保法案採決に向け課題は」 News i - TBSの動画ニュースサイト

 8日の朝、自民党総裁選への出陣式で、安倍総理が多くの自民党議員に囲まれた直後、野田聖子前総務会長は20人の推薦人を確保できず出馬を断念することを明らかにしました。


 「すべて私の力不足です。それに尽きると思います」(自民党野田聖子前総務会長)


 「一致結束をしていこうという多くの議員の考え方の中での結果ではないかと思います」(安倍首相)


 無投票での再選を受け、こう語った安倍総理。ただ、野田氏を支援する可能性があると見られた議員には、7日の夜、安倍氏の陣営から激しい切り崩しがあったといいます。


 「電話があり、脅しはなかったが『いまそんな泥船に乗らなくてもいいのではないか』と・・・」(自民党議員)


 安倍氏の陣営が「無投票」にこだわった理由の1つについて、官邸関係者は、最近、各地で起こっている安保法案の反対デモへの警戒があったと解説します。


 「選挙戦になって街頭演説で選挙カーに乗ったとき、デモに遭ったら何が起こるか分からないというのが怖かった」(官邸関係者)

直立演人

しかし、安倍首相や自民党議員たちが路上で街宣したがらなくなったというのはすごいよね。私たちは、カウンター勢に取り囲まれるようになってから路上に繰り出すレイシストが激減したことを知っているが、これとそっくりな現象が与党議員らの間でも起きているわけで。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150812#1439375670


#玄洋社


野田聖子議員が「不出馬」に追い込まれた深層 | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

そんな野田氏に、再選を目指す安倍首相サイドからの締め付けは熾烈を極めた。「郵政民営化選挙で自民党を離れた野田氏を復党させたのは他でもない安倍首相。その恩義を忘れて反旗を翻すとはもっての他だ」と流布する一方で、「総裁選を行うと、参院での安保関連法案の審議が止まってしまう」と党内の危機感を煽りたてた。

そして安倍首相サイドは、野田氏を支持すると見られる議員をひとりひとり潰していった。9月1日に開かれた野田氏のパーティーで「私は野田さんの一の子分です」といち早く野田氏支持を表明した石井みどり参院議員は、派閥の説得により推薦人になることを断念させられた。その他にも、野田氏を支持しそうな議員には、「切り崩し」が行われている。野田氏の「後見人」である古賀氏が名誉会長を務める宏池会(岸田派)も例外ではなかった。


9月2日に都内のホテルに古賀氏を囲んで当選1、2回の議員12名が集まった。名目は「暑気払い」となっているが、目的はもちろん総裁選に向けての話し合いだ。そして古賀氏の指示の下、彼らは巧妙な情報戦を展開する。「推薦人の数は足りているので、選挙で『野田聖子』と書いてくれればいい」。余裕を見せることで、逆に人を集めるやり方だ。当時、野田氏の推薦人の数は10名余りと言われたが、それはこの時の会合の参加者の数が基準となっていると思われる。


さらに野田氏には尾辻秀久厚労相という助っ人が現れた。尾辻氏は1日のパーティーに参加したが、この時は野田氏への支持を具体的に表明せず、「頑張ってほしい」と述べただけだが、「総裁選は行うべきだ」と4日に野田氏への支持を表明。この有力支援者の出現で、野田氏側は勢いづいて見えた。すでに7つの派閥は安倍首相の支持を表明していたため、野田氏は無派閥の議員にターゲットを絞った。そして6日、野田氏は尾辻氏に「推薦人が18人集まった」と報告している。


しかし7日には情勢は激変する。安倍内閣の外相を務める岸田文雄宏池会会長がその日の夜、派閥の会合を開いたのだ。同じ時間に古賀氏も若手議員を招集していたが、岸田氏の「拘束」は深夜まで及んだため、古賀氏の会合には人が集まらず、とうとう開かれることはなかった。数日前には野田氏サイドとして動いていた当選1、2回のメンバーも、その多くは岸田氏に従った。