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白山 融雪型火山泥流 45分で集落に到達か NHKニュース

白山では今月から気象庁の噴火警戒レベルの運用が始まりましたが、この試算は、レベルの導入を前にした去年、国土交通省金沢河川国道事務所が行ったもので、白山で過去に起きた噴火に近い規模の噴火が冬に起きたと想定し、計算しました。
それによりますと、山に降り積もった大量の雪が火砕流など噴火に伴う熱で溶けて泥流となって押し寄せる「融雪型火山泥流」が発生し、その量がおよそ50万立方メートルに達した場合、火口のある山頂からいずれもおよそ13キロ離れた石川県白山市の白峰地区や岐阜県白川村の平瀬地区に早ければ45分で到達するおそれのあることが分かりました。白山で融雪型火山泥流が起きた場合の予想到達時間が示されたのは今回が初めてです。
融雪型火山泥流」は、山頂付近から流れ下ったあと、川をつたって進むとみられ、国土交通省は、川の堤防を乗り越えて周囲に広がる可能性は低いとしています。
しかし、地元の自治体は、川の近くの住民が巻き込まれるおそれもあるとして、45分の間にどう情報を伝え、避難につなげるのか、試算をもとに避難計画の策定を急ぐことにしています。