国土交通省関東地方整備局によりますと、鬼怒川の堤防のうち、今回決壊した区間は地盤からの堤防の高さと上端部分の幅がいずれもおよそ4メートルでした。
これは、100年に1度の記録的な大雨で川が増水しても水が堤防を乗り越えたり堤防が壊れたりしないように国が定めた基準より、高さが1メートル50センチ、幅は1メートルほど足りない状態だったということです。
こうした区間は「暫定堤防」と呼ばれ、鬼怒川では、今回決壊した区間も含めて半分以上の56%が該当していたということです。
国土交通省は「暫定堤防」のかさ上げや拡幅工事を順次進める方針で、今回決壊した区間についても、去年用地買収を始めたところだったということです。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150913#1442140553
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150912#1442054227
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150912#1442054228
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150912#1442054232
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150912#1442054233