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国連総会開幕 シリア情勢や難民問題など議論へ　NHKニュース

ニューヨークの国連本部では、１５日、第７０回の国連総会が開幕し、新しい議長にデンマークの元外相のリュッケトフト氏が就任しました。冒頭、パン・ギムン（潘基文）事務総長は、世界各地でかつてなく多くの市民が地域紛争や自然災害の犠牲になっているとしたうえで、「人類が直面する危機に対応し、より安全な世界を築くため、各国の指導力が求められている」と述べ、国際社会の協力を呼びかけました。
国連の創設から７０年を迎える今回の国連総会では、今月末に安倍総理大臣をはじめ、アメリカのオバマ大統領やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席ら、各国の首脳が参加するサミットが開かれ、世界の持続可能な発展に向けた新たな開発目標が採択されることになっています。また総会を通じて、４年以上にわたり激しい内戦が続くシリア情勢や、イスラム過激派への対応、中東からヨーロッパに流入する難民の保護などが大きなテーマとなり、活発な議論が交わされる見通しです。