2015-09-16 ■ 経済 経済 コラム:政府に物価上昇が消費に影響の声、日銀との方向性問題に | Reuters 大幅な株高を実現してきたアベノミクスが、その中身を修正しようとしているのかどうか、微妙な局面を迎えているように見える。食品の物価上昇が低所得者の消費に影響を与えている可能性を指摘する意見が政府内部から出て、急激な物価上昇を懸念しているように見えるからだ。 日銀の黒田東彦総裁は15日の会見で、政府・日銀に齟齬はないと述べたが、一段の景気減速が顕著になった場合、マクロ政策の方向性が問われることになる。