フォーラムにはアメリカからＩＴ企業アップルの最高経営責任者ティム・クック氏や著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏、中国からはネット通販最大手、アリババグループのジャック・マー会長など両国を代表する企業のトップ合わせて３０人が参加しました。
主催したアメリカの研究所などによりますと、このなかで習近平主席は「中国経済の長期的な成長傾向に変わりはない」と述べ、中国の安定した経済成長に自信を示しました。また、フォーラムに参加したウォルト・ディズニー社が来年、上海に中国本土で初めてとなるディズニーランドをオープンさせることに関連して、習主席はかつてみずからが東京ディズニーランドを見学したことなどに触れ、多様な文化が中国市場に入ってくることを歓迎しました。
さらに習主席は、中国が潜在的に巨大な消費能力を持っていることをアピールするとともに、米中それぞれの企業が相手の国に投資しやすくするため規制などを取り払う２国間の投資協定をできるだけ早く締結するなどして、アメリカとのビジネスを一段と強化していく考えを示しました。
