https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

部下を動かせないリーダーは「伝える力」が不足している|小宮一慶の週末経営塾|ダイヤモンド・オンライン

 リーダーは、「教える」ことと「伝える」ことの両方ができなければなりません。そして、その区別を知っていなければならないのです。

 部下に、仕事の喜びを知って欲しいなら、リーダー自身が仕事の喜びを心から感じて、そしてそれを信じて、言葉にすれば伝わるのです。しかし、本で読んだようなことで自分でも信じていないようなことを口にしたら、部下は「リーダーこそ、仕事の喜びを感じた方がいいよ」と、口では言わなくとも内心はそう思うでしょう。部下は注意深くリーダーを見ています。


 自分が信じていないこと、自分が出来ていないことを、相手の心に伝えることなどできません。教えることはできます。学んだり覚えたりすべきことなら教えるだけで十分ですが、感じたり信じたりすべきことは、伝えることでしか相手の心には届かないのです。


 自分の目の黒いうちはこれをやり通す――そう思った時に、初めて人に伝わります。信念です。教えることはできても、「伝えること」ができなければ、リーダーとしては成功できないのです。まずは、信じること。信念を持ち、一生、信じたことをやり続けることがリーダーには求められるのです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110210#1297332730