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品薄のバター 今冬は必要量確保へ NHKニュース

バターは需要に対して供給が追いつかず、ケーキの需要が高まった去年のクリスマスシーズン以降、今も一部の店舗で品薄の状態が続いています。
農林水産省の外郭団体が今月4日から6日にかけて首都圏と関西の中規模以上のスーパーで店頭調査を行ったところ、バターが欠品していたスーパーが11%で、そもそもバターの取り扱いがないところも4%ありました。取り扱いのある残り85%のスーパーでも、「1人1個まで」と購入を限定しているところもあったということです。
農林水産省や業界団体などでは今後の見通しについて、この夏、原料となる生乳の国内生産が順調だったことや、5月に国が決めたバターの追加輸入分1万トンが今後本格的に流通することから、この冬の需要期に必要な量のバターは確保できる見通しだとしています。
バター不足は、生産者が高齢によって減り供給が不足しがちなうえに、供給不安から一部の洋菓子店などが買い占めを行っていることが背景にあるとの指摘も出ています。
農林水産省牛乳乳製品課の森重樹課長は「品薄解消に向けて、市場に安心感を出していきたい」と話しています。