東京・千代田区にある日比谷公園の野外音楽堂で午後６時半から開かれた集会には、主催者の発表で、１万５０００人余りが参加しました。
この中で、精神科医の香山リカさんが、「安全保障関連法への反対運動を通じてみんなの思いが一つになった。本当の意味でみんなで一緒に進んでいきましょう」と呼びかけました。
集まった人たちは、「戦争させない」などと書かれたプラカードを掲げ、安全保障関連法を廃案にするよう訴えたほか、原発の再稼働に反対する人たちもいました。
参加した人のうち、都内の２０歳の女性は、「安全保障関連法に反対だという思いは変わらず、声を上げ続けることが大事だと思って参加しました」と話していました。
また、都内の４１歳の会社員の男性は、「安全保障関連法に対して声をあげないと、この国は、行くところまで行ってしまうのではないかと不安です」と話していました。
参加者は、このあと、東京の新橋駅前などをデモ行進し「戦争反対」とか「未来を守れ」などと声をあげていました。
