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イチロー投げた メジャー初登板で1回2安打1失点 - MLB : 日刊スポーツ

 今季公式戦最終戦で、3回裏から右翼の守備で途中出場していたが、2−6の8回裏から4番手として救援。先頭打者ヘレラに右翼線二塁打を浴びた後、続くラップを中飛。


 代打スウィーニーに右翼線二塁打を浴びて1失点したが、その後、ガルビスを二ゴロ、アンテールを左飛に打ち取った。


 1回、18球を投げて2安打1失点だった。


 最速は89マイル(143キロ)だった。

イチロー 大リーグで初のマウンドに NHKニュース

みずから志願して

イチロー選手は、プロ野球では1996年のオールスターゲームで9回に登板したことはありましたが、大リーグでは15年目で今回が初登板です。

「1回はマウンドに立ってみたいというのはあったし、ジェニングス監督からちょっと前に、そういうこともあるかもしれないと言われていた。きょうはレギュラーシーズンの最後だし、4点差を追う展開だったので自分のほうから声をかけたら、監督はびっくりしていた」

「絶対にストライクをテンポよく投げようと思ったが、バッターがやっぱりちゃんとボールを捉えるし、嫌なものだと思った。シーズンオフに遊びで投げていた落ちる変化球は最高の球だと思っていたが、なかなか振ってくれなかった。大リーグのマウンドに立つなんてことは通常はありえないので、もちろん思い出としては残るが、2回目は要らない。ピッチャーを途中で諦めてよかったなと思ったし、ピッチャーの悪口は二度と言わないと誓いました」

「体は全然問題ない。途中出場が中心で、毎日の準備がなかなか安定しない状態で、気持ちの面が難しかったが、今から1シーズン分に当たる162試合ぐらいだったらまだできる。大リーグで最強の外野陣と言われていたチームの中で、いちばん多い153試合に出場できたことは、どこにいてもチャンスはあるということだと思う」