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サンデル教授が主張する“これからの正義”とは何だったのか|ソーシャルメディア進化論2015|ダイヤモンド・オンライン

西垣 サンデル氏は、コミュニタリアン共同体主義者)なんです。共同体主義というのは、個人の自由というよりはむしろ、共同体の伝統や慣習、文化の中で培われた道徳観や共通善を重視するものです。でもこの考え方って昔から日本では当たり前のものなんですよね。


武田 「世間様」という考え方ですね。


西垣 むしろ日本では、個人主義というのが戦後に出てきた考え方で、共同体主義は古く見える。けれど、アメリカの共同体主義というのは、1980年代の終わりくらいに出てきた、わりと新しいものなんです。功利主義リベラリズムのほうが古いんですね。そして、サンデル氏の学問的主張は、ロールズリベラリズムに対する批判から始まったのですが、その真の批判の対象は、リバタリアニズムに向けられていると私は思っています。


武田 サンデル氏は、市場のメカニズムに任せることに反対しているということですね。それはどうしてでしょう?


西垣 サンデル氏は2012年に"What Money Can't Buy: The Moral Limits of Markets"という本を出しています。日本語訳もされていて、邦題は『それをお金で買いますか――市場主義の限界』です。この本を読むと、彼がリバタリアニズムに反対していることがよくわかります。

武田 リバタリアニズムの主張としては、市場で需要と供給が成り立つのであれば、構わないということになりますよね。


西垣 そうなんです。代理出産をする人も、本当に嫌ならノーといえばいいと。自由意志で契約してやっているのだから何の問題もない、という考え方なんですよね。リバタリアニズムというのはある意味で非常に進歩主義的で、相手に干渉しないんですよ。自分の考え方を押し付けない。多様性を認めて、個人の所有権を守って、あとは市場に任せるんです。この考え方は、新自由主義的な経済学者の台頭とともに、大きな力を持つようになりました。


武田 アメリカの社会がまさに、どんどん市場主義に変わっていきましたからね。


西垣 そして、アメリカだけでなく、いまや世界全体が市場原理に動かされるようになってきています。でも、サンデル氏はそこに異議を唱えている。それによって壊されてしまった価値観があるというわけです。


武田 だいぶ正義にまつわる全体像が見えてきました。


西垣 サンデル氏は、市場原理よりも大切にすべきものがあるはずだ、と主張していると言えばわかりやすいでしょう。


武田 それが共同体に根付くモラルというわけですね。


西垣 そうです。簡潔にまとめると、サンデル氏は、「古きよきアメリカの道徳を思いだそうじゃないか」と提唱しているわけです。


武田 サンデル氏の正義論を古きよきアメリカへの郷愁と一刀両断にできるのは、西垣先生くらいです…。複雑な正義の理論が、ずいぶんすっきり整理されてきました。


西垣 彼が想いを馳せるのは、最初のアメリカのコミュニティ、身分制度から自由になった市民たちが集まって協力し、互いに討議しながらルールをつくり、自分たちのコミュニティを築き上げていった、その頃のものだと思います。昔の西部劇に出てくるような、女性に優しく、正義の為に命を捨てるというような正義感です。

クリント・イーストウッド - Wikipedia

家系はメイフラワー号の乗員で港町プリマスを統治したウィリアム・ブラッドフォードを祖とする名家

現在はカリフォルニア州公認の共和党員であるがリバタリアニズムを主張し、朝鮮戦争ヴェトナム戦争テロとの戦いイラク戦争などの外征戦争に反対している。また妊娠中絶・同性結婚の選択権を擁護する。成立しなかった、憲法の男女平等修正条項案も支持している。民主党が映画の過激な描写を規制させる法案を制定させようとした際は、先陣を切って反対を表明している。

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