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IMFの委員会が声明「世界経済はリスク増大」 NHKニュース

G20の財務相中央銀行総裁会議など一連の国際会議は、9日からペルーの首都・リマで開かれ、麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が出席しました。
現地では、G20に続いて10日朝、各国の財務相中央銀行総裁らでつくるIMFC=国際通貨金融委員会が開かれ、世界経済について意見が交わされました。
会議のあとIMFCは声明を発表し、中国経済の減速やアメリカが検討している利上げを念頭に「世界経済は不確実性と金融市場の変動が増大し、新興国の多くは通貨安の圧力にさらされている」としました。そのうえで「世界経済は中期の成長見通しが弱まり、リスクが増大した」として先行きに対し強い懸念を示しました。
今回、一連の国際会議で日本は経済の構造改革を進めて成長力を高め、世界経済を下支えしていく方針を説明しました。
しかしIMFは、日本のことしの成長率を下方修正し、0.6%にとどまると分析しています。
世界経済の先行きに一段と不透明感が増すなか、けん引役としての期待がかかる日本。その役割を果たせるのか国際社会から問われています。


#IMF


米財務長官 “世界経済唯一のけん引役”は限界 NHKニュース

ペルーの首都リマで開かれたG20の会議などに出席したアメリカのルー財務長官は、9日に現地で会見しました。
この中でルー長官は、アメリカ経済が回復を続ける一方で、中国をはじめ、世界経済の先行きに減速懸念がでている現状について「アメリカが唯一のエンジンとなって世界の経済成長を支えるのは不可能だ。ほかの国の低迷は輸出の減少などをもたらし、アメリカの回復そのものも妨げる」と述べ、不満を示しました。そのうえで、「アメリカ頼みを続けるよりも需要を押し上げる努力が必要だ」と述べ、各国に財政出動構造改革を通じた成長重視の政策運営を求めました。
また、ルー長官は中国経済について、「消費主導の経済への移行を目指すなかで、経済は減速しているが、改革を実行することが極めて重要だ」と述べ、輸出や投資頼みの経済からの転換を求めました。
一方、IMF国際通貨基金の主要な会議の議長を務めた、メキシコの中央銀行のカルステンス総裁は会見で、「持続可能な成長を目指そうという中国の対応は歓迎するが、それによってどんな問題がもたらされるか世界は用心しなければならない」と述べ、中国政府の対応を注視する考えを示しました。


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