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原子力規制委 文書管理簿を3年公表せず NHKニュース

9日初めて公表したのは、準備が整った昨年度1年分だけで専門家は、「情報公開のいわば入り口にあたる管理簿が公表されていないことは問題で一刻も早く対応するべきだ」と指摘しています。
行政文書の管理簿は情報公開請求が行われた際、大量の文書の中に公開を求める文書が存在するか効率よく探すため、文書のタイトルなどを一覧にしています。
原子力規制委員会の管理簿は事務局の原子力規制庁の窓口やインターネットで公表するよう法令で定められていますが、発足から3年余り公表されていなかったことが分かりました。
9日初めて、準備が整った昨年度1年分が規制庁の窓口で公表され、インターネットでも数日で公表される見通しです。しかし、規制委員会が発足した平成24年度と25年度分の公表は、まだ時間がかかるということで、規制庁は、「本来すでに公表している必要があるが、作業が遅れている」として、対応を急ぐとしています。
公文書の管理に詳しい東洋大学の早川和宏教授は、「管理簿が公表されていないと、情報公開を請求するためのいわば『入り口』がなく、どのような公文書があるのか、全く分からない状態になる。一刻も早く対応すべきだ」と指摘しています。