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IAEA イラン核疑惑解明に必要な作業終了 NHKニュース

IAEAとイランは、ことし7月に核兵器の開発疑惑を解明するための行動計画で合意していて、今月15日までにイランによるIAEAへの情報提供や専門家による会合の開催など、必要な作業を終えることになっていました。IAEAは、15日、具体的なことについては一切明らかにしなかったものの、期限までに予定どおり作業を終えたと発表しました。今後、IAEAは、提供された情報などを詳しく分析したうえで、ことし12月15日までに報告書をまとめることにしています。
疑惑の検証を巡っては、核兵器の開発疑惑が持たれているテヘラン郊外の軍事施設への査察が大きな焦点となりましたが、イラン側は、先月、必要なサンプルをみずから採取して提出し、IAEAの天野事務局長の施設への訪問も認めました。核兵器の開発疑惑の解明は、欧米などとの最終合意に基づく、イランに対する経済制裁の解除にも影響を及ぼすことから、IAEAが報告書の中でどのような判断を示すのか注目されます。

イラン 地下ミサイル基地の映像を初公開 NHKニュース

イランの最高指導者直属の精鋭部隊である「革命防衛隊」は14日、国営放送を通じて、地下に建設したとするミサイル基地を初めて公開しました。
基地の詳しい場所は明らかにされていませんが、国営放送は、地下500メートルの深さに、高さおよそ10メートル、長さ数百メートルのトンネルがあると伝えています。公開された映像には、発射台に搭載された多数の長距離弾道ミサイルが並んでいる様子が映っていて、攻撃を受けた場合、すぐに発射できる準備が整っていると伝えています。革命防衛隊の幹部は「この基地は氷山の一角にすぎない」と述べ、こうした基地がイラン全土に多数存在するとしています。
イランは、今月11日、長距離弾道ミサイルの発射実験の映像を、欧米などと核開発問題の最終合意に達したことし7月以降、初めて公開したばかりです。イランとしては、ミサイルによる反撃能力を誇示することで、核開発問題を巡る最終合意に強く反発して単独での軍事攻撃も辞さないとしているイスラエルをけん制するねらいがあるものとみられます。