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国連事務総長がエルサレム訪問 歩み寄り促す NHKニュース

イスラエルパレスチナは、先月起きたエルサレムの聖地を巡る衝突をきっかけに、対立を深めています。連日、イスラエル人がパレスチナ人に刃物などで襲撃される事件が相次いでいるのに対し、イスラエルの軍や警察も大規模な対抗措置に乗り出し、今月に入り、双方合わせて50人以上が死亡、およそ2000人がけがをしました。
こうしたなか、国連のパン・ギムン事務総長は20日、急きょエルサレムを訪問し、イスラエルのネタニヤフ首相と会談しました。
会談の冒頭でパン事務総長は、「必要以上の武力の行使は、逆に反発を生み、暴力を増長させる」と述べ、イスラエルに自制を求めましたが、ネタニヤフ首相は、「暴力を非難するどころか、奨励しているのはパレスチナ側だ。われわれは過剰な防衛措置は取っていない」と述べ、イスラエル側の対応を正当化しました。
また、21日には日本時間の午後6時半から、ヨルダン川西岸のラマラで、パレスチナ暫定自治政府アッバス議長とも会談しました。
イスラエルパレスチナの衝突を巡っては、国際社会の懸念が急速に高まっていて、アメリカのケリー国務長官も、近く双方の首脳と会談して、調停に当たる方針です。