住友商事 トルクメニスタンの火力発電所建設受注へ NHKニュース
関係者によりますと、「住友商事」は、中央アジア、トルクメニスタンの国営電力公社から、およそ400億円で火力発電所の建設工事を受注する見通しになりました。発電所はトルクメニスタン北東部に建設予定の出力およそ400メガワットの大型のガス火力発電所です。
トルクメニスタンでの発電所の建設工事は、これまでアメリカのメーカーがほぼ独占的に受注していて日本企業による受注は今回が初めてとなります。
発電所の主要な部品であるガスタービンと発電機は、日本の「三菱日立パワーシステムズ」が供給します。
日本の成長戦略の柱の1つとしてインフラ輸出に注目が集まるなか、安倍総理大臣は、22日から7日間の日程でトルクメニスタンを含む中央アジア5か国などを歴訪する予定です。今回のプロジェクトは、この期間中にトルクメニスタン政府と住友商事が正式に調印して契約が成立する見通しです。