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シリア内戦 ロシアが大統領選実施の和平提案か NHKニュース

内戦が続くシリア情勢の打開に向けて、アメリカとロシア、それにトルコとサウジアラビアの4か国は、先週、外相会談を行いましたが、アサド政権への対応を巡って立場の隔たりは埋まりませんでした。
この外相会談について、イギリスのロンドンに拠点を置くアラビア語の新聞、シャルク・アウサトは、24日、ロシアが、和平案を提案していたと伝えました。それによりますと、和平案ではまず、「穏健な反政府勢力」として欧米などが支援してきた自由シリア軍と政府軍が戦闘を停止します。そして、1年3か月から1年半をめどに議会選挙と大統領選挙を実施して政権を樹立し、その後、自由シリア軍を政府軍に統合させるとしていて、この大統領選挙に、アサド大統領が立候補する可能性を残しています。
シリアの内戦終結に向けた取り組みとしては、これまでにも、国連の仲介でアサド政権と反政府勢力が協議を行う機会などがありましたが、暗礁に乗り上げています。先週外相会談を行った4か国は、今週、再び協議を行う予定で、伝えられたロシアの和平案に当事者や各国がどのような反応を示すか注目されます。

シリア大統領 議会選と大統領選実施も NHKニュース

ロシアのメディアによりますと、シリアのアサド大統領は、25日、首都ダマスカスでロシアの上下両院の議会の代表団と会談し、「ロシアの支援がなければ、シリアは大混乱に陥っていた」と述べ、空爆を続けるロシアに改めて謝意を示したということです。そのうえで、シリアの和平と安定を望むすべての政治勢力が参加する議会選挙を行う可能性を示し、大統領選挙についても「必要であれば、実施する用意がある」と述べたとしています。
一方、大統領選挙を巡っては、「シリア国民が必要と考えれば、参加することに反対ではない」として、再選を図り、大統領職にとどまる意欲を示したということです。
これに先だって、アラビア語のメディアは、24日、アサド政権を支えるロシアが、戦闘を停止したうえで、1年半以内に議会選挙と大統領選挙を行い、政権の樹立を目指すとした和平案を、関係国に提案したと伝えています。このため、アサド大統領は和平案に応じる姿勢を見せたのではないかという見方が出ています。

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