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ロシア大手航空会社 事実上の経営破綻で影響も NHKニュース

ロシアの大手航空会社「トランスアエロ」は、原油安や欧米の経済制裁による通貨ルーブルの下落と経済の低迷を受けて、事実上経営破綻し、26日からすべての航空便の運航を停止しました。
ロシアのメディアによりますと、この影響で、首都モスクワとロシアの国内各地を結ぶ航空便の数が大幅に減少し、ウラジオストクをはじめ極東の各地では航空券の購入が難しくなるなどの影響が出ているということです。
「トランスアエロ」は、ソビエト崩壊後にアメリカ製の航空機を導入し、欧米並みのサービスを売りにしてロシア国内や欧米、外国のリゾート地に次々と路線を拡大し、一時は成田空港にも乗り入れていました。
しかし、通貨の下落によって外貨建ての航空機のリース代が膨らみ、さらに経済の低迷で乗客数も減少して経営が悪化していました。
「トランスアエロ」の負債額は、日本円で5000億円近くに上るということで、ロシア政府では、政府系の航空会社に吸収合併させるなどの対応策を検討しています。