. @StateDept: Nobody said Asad had no place in political transition in Syria. Compromises inevitable on this road. pic.twitter.com/ffdcucHwd4
— Alexander Yakovenko (@Amb_Yakovenko) 2015, 10月 27
アメリカ国務省のカービー報道官は27日の記者会見で、ケリー国務長官が28日にオーストリアのウィーンを訪問し、シリア情勢を巡って今週開かれる関係国との会合に参加すると発表しました。
さらにこの会合にイランも招待される見通しを明らかにしたうえで、「シリアの政権移行に向けて、われわれはイランと対話をしなければならない。イランはシリアに対して多くの利害関係がある」と述べました。
シリアの和平に向けた関係国の会合を巡っては、ロシアが繰り返しイランの参加を求めてきましたが、アメリカ政府はこれまでアサド政権を支援するイランの参加を認めてきませんでした。しかし、アメリカも核開発問題を巡ってイランと最終合意に達したことを受け、シリア情勢についても先月、イランと本格的な交渉を始めたことから、イランの参加を容認する姿勢に転じたものとみられます。
イランが招待を受けてシリア情勢を巡る関係国との会合に参加を決断した場合、シリアの政権移行を巡る議論への影響が注目されます。
米、シリアに特殊部隊投入を検討 対「イスラム国」で=政府高官 | Reuters
米オバマ政権は、過激派組織「イスラム国」の掃討作戦で、少数の特殊部隊をシリアに投入したり、イラクに攻撃ヘリを派遣することを検討している。2人の政府高官が匿名を条件にロイターに明らかにした。
5月にイラクのラマディが「イスラム国」に制圧されたことや、現地の兵士育成がほとんど進んでいないことが背景にある。
政府高官は、周到に計画した上で投入することになると述べた。オバマ大統領が否定している米軍の地上戦投入は選択肢に入っていないもよう。